vsラングー
試合前
ソフィア
 あら、ずいぶんと たくましい男ね。
 あなたみたいなタイプ、  キライじゃないわ。
 だから、おねがい、わたしをこのまま
 行かせてくれないかしら?

ラングー
 家族が待っている。
 もうしわけないが それはできない。

ソフィア
 わたしも、このまま後もどりは、
 できないわ。

ラングー
 女性と戦うのは気がひけるが、
 家族が心配だ。心を鬼に させてもらう。

ソフィア
 かくごは よろしくて?


勝利
ソフィア
 いい勝負だったわ。
 でも、この先は あなたが行くべきよ。
 あなたは人のために戦っている。
 だけど、わたしは 自分自身のために。
 だからこそ、
 あなたが行かなければならない!

ラングー
 きみだって、よほどの おもいが
 あったからこそ、
 この闘神大武会に参加したはずだ。
 おれならば平気だ。
 どんなことをしてでも、べつのやり方で
 先へ進む。
 その方が、おれに合っているようだしな。
 ガッハッハッハッ!


敗北
ラングー
 すまぬな。
 家族が待っているのだ。

ソフィア
 クッ・・・。


vsデューク
試合前
デューク
ぬぅっ!
つぎの相手は、女性か?

ソフィア
 あら、女だからって、あまく見てると
 大ケガするわよ。

デューク
 私は女性とは戦わぬ!
 そうそうに たちさるがいい!

ソフィア
 ずいぶんと一方的ね。
 それとも、わたしがお相手では  自信がないのかしら?
 ケガしないうちに帰りなさい、ぼうや。

デューク
くぅっ・・・。
騎士にむかって なんたる ぶれい!。
この私が修正してくれる!


勝利
デューク
 ゆだんしたか?、
 こんなことでは、あの男には一生勝てぬ。

ソフィア
 あなたは強いわ。それはホントよ。
 だけど、今のままでは あなたは
 ホントの強さを
 手にすることは できないわ。

デューク
それは、どういう意味だ?

ソフィア
 強さに男も女も ないってこと。
 あなたは、相手のうわべばかりに
 気をとられている。
 それでは いつまでたっても、
 今以上に強くは なれないわ!

デューク
 ・・・そうか。
 私は表面上の強さ ばかりを追いもとめ、
 心をきたえることを
 わすれていたのかも知れない。
 そうだな、きみの いう通りだ。
 そのことば、おぼえておこう。


敗北
デューク
 もう少し、しとやかに生きるのだな。

ソフィア
 ふんっ!

 
vsエリス
試合前
エリス
 わぁ・・・。ステキな人・・・。

ソフィア
 あら、かわいらしい おじょうちゃんね。
 まるで お人形さんみたい。

エリス
 あ、ありがとうございます・・・?
 ・・・っ、ちがいますっ!

ソフィア
 あなたみたいな子が、
 こんなところにいては いけないわ。
 ここが どんなところか、
 わかっているでしょう?

エリス
 はい・・・。でも、わたし、
 行かなければならないんです!


勝利
エリス
 ・・・負けちゃった。
お父さんに会えなくなっちゃう。

ソフィア
 これで よかったのよ。
 こで以上勝ち進んでも、あなたにとっては
 つらいことでしか ないんだから。

エリス
 そうでしょうか?

ソフィア
 そうよ。
 おもい つづけていれば、いつかきっと、
 そのねがいは とどくわ。

エリス
 そうですよね、そうだと思います。
 信じつづけていれば、
 ねがいつづけていれば、
 おもいは、きっと、つたわりますよね!

ソフィア
 その通りよ!


敗北
エリス
 お父さんに会うまでは
 負けられないんです!

ソフィア
 これが、若さって ものなの?



vsエイジ
試合前
ソフィア
 あなたの瞳、
 どこかで見たことがあるわ。

エイジ
 オレは、ただの冒険家だぜ。
 そんな顔していわれるほどの
 人間じゃない。

ソフィア
 いいえ、たしかに わたしは
 その瞳を知っている。
 なにか とても大切な、なにか・・・。
 それを たしかめるためにも、
 どうしても、あなたと戦ってみたい。


勝利
ソフィア
 あなたのその技、あの時の、あの人の!

エイジ
 この技は兄さんに教わったんだ。
 カインってヤツと いっしょにな。
 もしかしてあんた、
 兄さんをしっているのか?

ソフィア
 むかし、その技を使う人と
 出会ったことがある。

エイジ
 どんな人だった?

ソフィア
 イメージとしてしか おぼえていないの。
 でも、あの人の瞳は、とてもやさしくて
 あたたかくて、そして力強くて・・・。
 なん人もの敵から、
 わたしをまもてくれた。

エイジ
 そうか、兄さんが・・・。

ソフィア
 あなたには、おれいを
 いわなければ ならないわね。
 記憶だけでなく、本当に大切ななにかを
 わたしに思い出させてくれた。

エイジ
 オレも兄さんを、近くに感じられたような
 気がするぜ。
 れいをいうのは、こっちの方さ!


敗北
エイジ
 オレの勝利が、
 あんたの役に たったのかな?

ソフィア
 このままじゃ終われない!
 もういちど、おねがい!


vsガイア
試合前
ガイア
 おまえは、あの。

ソフィア
 あなたが秘密結社の最高幹部、ガイアね。
 あなたに聞きたいことが
 たくさんあるわ。

ガイア
 ほぉ。そこまで しらべていたとは。
 それに、その力、
 まんざら失敗では なかったようだな。

ソフィア
 なんのこと?
 わたしは、やはり秘密結社と
 なにか関係が あるのね!

ガイア
 この世には、知らぬ方が
 しあわせということもある。


勝利A
ソフィア
 さあ、はなしてもらおうかしら。
 わたしの過去に、
 どんな秘密が あるのかを!

ガイア
 そのままの方が、
 おまえにとっては しあわせだ。
 いかなることが あろうとも、
 おまえは おまえなのだからな。

ソフィア
 それだけのために、
 わたしは ここまできた!
 おれは ここまできた。

ガイア
 あのプロジェクトは、ウラヌス主導で
 行われていた。
 主帝が かかわっていたとも聞くがな。

ソフィア
 ウラヌス?主帝?

ガイア
 運命の日は、おとずれる。
 おたがいにな。


勝利B
ガイア
 その精神力の強さ、
 プロジェクトの たまものか。

ソフィア
 プロジェクト?
 なんなの、それは!

ガイア
 ウラヌス・・・。 きさまはいったい
 なにを のぞんでいるのだ。

ソフィア
 わたしの過去に なにが・・・。
 なにが あるっていうの!

ガイア
 時は動き はじめている。
 いずれまた、おまえが戦いに
 その身を投じる時がこよう。
 その時、おのれでその答えを
 つかむことだ。

ソフィア
 ふたたび戦いに身を投じる時。
 その時が その時が わたしの?


敗北
ガイア
 このまま きえよ!
 いまわしい記憶を いだいて!

ソフィア
 くっ、こんなところで。



vsショウ
試合前
ソフィア
 はっ!あ、あなたは、あの時の!

ショウ
いちど見た人は わすれない。
・・・たしか、むかし、
なん人もの刺客たちと戦っていた・・・。
もっとも、あの時
たすけなど必要なかっただろう。

ソフィア
 ま、待ってください!
 あなたに聞きたいことが あるんです!

ショウ
 私に答えられるものとは思えないが。
 すまない、先をいそぐ。

ソフィア
 ごめんなさい。今のわたしには、
 こうするしかないんです。
 らんぼうな女だと思わないで!


勝利A
ソフィア
 どうして?
 あなたの方が優位だったのに?

ショウ
 その おもかげと似た人物に
 出会ったことがある。

ソフィア
 えっ?

ショウ
 すまないが、本来の目的をわすれることは
 できないようだ。行かせてもらう。

ソフィア
 あっ、待って!
 あの時のことばの・・・。
 いいえ。
 ごめんなさい。
 やっぱり、これは、
 わたし自身でケリをつけなければ
 いけないこと ですものね・・・。

ショウ
 運命は、みずからの手で切り開くもの。
 その意思の強さがあれば、その瞳が、
 かなしみにくもることはないと。
 信じている。
 かなしみに そまった、
 あの者のようには ならないと・・・。

ソフィア
 あの者?
 それはいったい・・・?


勝利B
ソフィア
 ごめんなさい!
 でも最後、なんで力を ぬいたの?

ショウ
 その瞳には 無事をねがっている人の
 おもいが やきついている。
 その人のためにも、こんなところで
 生命をそまつに することはない。

ソフィア
 無事を、ねがってくれている人・・・。

ショウ
 そして、もうひとつ、
 その瞳は未来を見つめてはいないからだ。

ソフィア
 えっ?

ショウ
 過去に おもいをはせるのも
 たしかに大切だが、
 本当に対峙なのは、今、であり、
 明日を生きていくことだ。
 その方が、
 おもい人も よろこぶだろう・・・。

ソフィア
 あっ、待って!
 わかったわ、約束する。
 ・・・わたしが、自分の過去を追うことで
 母さんたちが かなしむことに
 なってしまうのなら、
 後ろを ふりむくことよりも、
 これからは、未来にむかって
 生きていくことを えらぶ!
 たとえ どんな運命が
 待ちうけていようとも・・・。
 その時、また会えるわよね。
 わたしが未来をみつめている、
 その時にまた・・・。


敗北
ショウ
 生命は そまつにしないことだ。
 おもっていてくれる人のためにも・・・。

ソフィア
 母さん、わたし・・・。



vsクピードー
試合前
クピードー
 なぜ、あえて運命に
 さからうような生き方をえらぶ。
 ハメツの道へと通じているかも
 知れぬものを・・・。

ソフィア
 あなたは、だれ?わたしのことを
 くわしく知っているようだけど?

クピードー
 うしなわれた記憶をとりもどす・・・。
 これはある意味、人間にとって
 もっとも つらきことであろう。
ソフィア
 わたしは、未来を見つけるために、
 過去の記憶に しばられたくないだけよ!

クピードー
 過去を知らないということは、
 くるしみを知らないということ。
 そのような人間に、
 過去を受けとめることは できない。


勝利
クピードー
 あの子の血を ひくだけあって、
 意思の強さは、なかなかのものだ。

ソフィア
 あの子?ガイアは主帝と、
 あの人は あの者と・・・。
 あなたたとは、
 ふれたとしても、
 なにを知っているというの?

クピードー
 運命が、ふたたび動き出しているのだ。

ソフィア
 それが、わたしと
 どういう関係が・・・?

クピードー
 きさまには、いずれ運命がおとずれる。
 きさまにとっては、
 じごくともなるやも知れぬ運命。
 それが、あの子の血をひく
 きさまの宿命なのだ!

ソフィア
 じごく ですって?
 母さんや妹のために、
 大切な人たちを、
 これ以上くるしめたくない!
 そんな運命、うちやぶって見せる!

クピードー
 きさまの身体に ながれるのは
 かなしみの血。
 のがれることはできない。
 その血が ながれるかぎり・・・。


敗北
クピードー
 かなしみの血をひく者は、わたしと
 あの子だけで じゅうぶんだ・・・。

ソフィア
 母さん・・・。



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